一、セラミックれんが総合テスタ主な技術パラメータ
1、測定精度:±0.01 mm
2、測定範囲:40×40~600×600 mm、800×800 mm、1000×1000 mm選択可能
3、標準ボードのお客様の選択(持参)
二、セラミックれんが総合テスタ原理と構造
本装置は支持平板、移動可能な左支持台と右支持台から直角座標系を構成している。まず、平板上の3つの等高支持ピン支持標準板(セラミック煉瓦の外形寸法と同じ)を探査し、パーセンテージ値を適切な位置に調整し、この表示値を記録した。その後、標準板の代わりに被測定陶タイルを用い、測定点を移動させずに6つの指標パラメータをそれぞれ測定した。左、右の台座と中心測定台座は平板上で平行移動し、異なる位置の空間座標を構成し、異なる規格寸法のセラミック煉瓦の測定に適応することができる。
各測定パラメータとその定義
1、辺の直線度:煉瓦の平面内で、辺の中央が直線からずれている偏差(模式図-9参照)、辺の直線度は百分率で表し、次の式で計算する:
C
——×100%
L
式中:C-エッジの中央偏移直線の偏差を測定する。
L-エッジ長を測定します。
2、直角度:標準板で補正した直角にれんがの角をくっつけて置き、それと標準直角の偏差を測定する(模式図-4を参照)、直角度は百分率で表し、以下の式で計算する:
δ
——×100%
L
式中:δ−煉瓦の測定辺と標準板の対応辺の回転角から5㎜で測定した偏差値。
L−れんがは辺の長さを測定する。
3、辺の屈曲度:煉瓦条辺の中点が当該辺の両頂角から直線となる距離からずれている(模式図-2参照)。エッジベンドはパーセンテージで表現され、次の式で計算されます。
△S
———×100%
L
式中:△S-煉瓦条辺の中点は、その辺の両頂角から直線となる距離からずれている。
L-エッジ長を測定します。
4、反り度:レンガの3つの角が平面を決定し、その4つ目の角が平面から離れている(模式図-1参照)。反りはパーセンテージで表し、次の式で計算します。
△W
———×100%
D
式中:△W-測定角が他の3つの角によって決定された平面からずれた距離。
D−タイルの対角線長さ。
5、中心曲げ度:煉瓦の中点が煉瓦の4つの角のうち3つの角によって決定される平面から離れる距離(模式図-8参照)。
中心屈曲度はパーセンテージで表し、以下の式で計算する:
△C
———×100%
D
式中:△C−れんがの中点が平面からずれている距離。
D−タイルの対角線長さ。
6、辺の長さ:煉瓦の角を標準板の補正角の直角にくっつけて置き、それと標準の偏差を測定する(模式図-3参照)。次の式で計算します。
L+δ
式中:δ−煉瓦の測定辺と標準板の対応辺の回転角から5㎜で測定した偏差値。
L-標準プレートの対応する辺の長さ。