(1)予備分離:立窯から排出された含塵ガスは煙道を経て布袋集塵器中心の吸気総管に入り、集塵システム送風機による負圧の作用の下で灰斗中心の上方で均一に集塵器の各袋室に入り、含塵煙ガス中の粗粒子粉塵は導流板の阻止及び自身の重力の作用のため直接灰斗に落ち、粉塵の予備分離を完成する。
(2)濾過:含塵ガスは花板孔を経て濾過袋に入り、粉塵は濾過袋内面に止められ、含塵ガスは濾過袋を経て濾過されて浄化され、浄化されたガスは袋室に入り、その後、リフト切換弁排気通路、排気ダクトを経て、排気機から大気に排出される。この除塵器は頂部排風であり、負圧操作内ろ過式除塵器である。灰除去方式には、定時間、定抵抗の2つの方法がある。時間に応じて灰を取り除くのは時間のプログラムで、各室は調整可能な時間パラメータに基づいて自動的に交代で灰を取り除き、掃除機の灰を取り除く周期は0~2.5時間以内に6段階に分けて調整でき、各室の灰を取り除く時間は10秒~3秒分の6段階で選択する。タイミンググレージング制御は除塵器の入、出圧差をサンプリングし、差圧トランスミッタを電気信号に変換してグレージングを実行するものであり、動作過程は以下の通りである:入、出風口取圧装置差圧トランスミッタグレージングコントローラリレー電磁弁シリンダリフト切換弁は上述の2種類の制御方法のほか、手動制御機構を設置し、人為的に正常なグレージング制御を行うことができる。操作管理を容易にするために、定時灰除去方法を提案する。四、温度制御立窯の煙ガス温度は一般的に60-300°の範囲内で変動し、煙ガスの含湿量は4-12%の範囲内で変動する。除塵器の結露糊袋及び温度が高すぎるために焼袋などの悪性事故の発生を防止するため、この除塵器システムでは以下の措置をとる:
(一)除塵器の吸気ダクト、本体及び灰斗などには除塵器の結露を防止するために保温措置を取らなければならない。(二)集塵器の吸気口、排気口などに温度検出と自動警報装置を取り付け、吸気口に冷風進入装置を取り付ける。煙が袋除塵の使用温度範囲を超えると、警報が発生し、自動的に温度制御措置をとり、除塵器の安全運転を確保する。
(三)灰斗に電気加熱及び振動打装置を取り付け、低温による強い露積灰問題を回避した。